2006年10月15日
市まめさんも日記に書いていましたが、9月の27日に「市照」(いちてる)さんという名前の「お見習いさん」が誕生しました。

お見習いさんというのは、仕込み(舞妓さんになる研修)を終えてお見世出し(舞妓さんデビュー)をする少し前に、実際にお座敷で先輩の舞妓さんや芸妓さん達に教わりながらお客さまにご挨拶したりする研修のことを言うそうです。
お見習いが決まると、舞妓さんとしての名前もつけられます。

舞妓さんとお見習いさんは外見が良く似ているのですが、帯やたもとの長さが違うようです。いちばん分かりやすいのは帯です。お見習いさんは、長さが半分の「半だらり」という帯を締めます。






左は舞妓の市まめさんの帯、
右はお見習いの市照さんの帯です。











さて今回は、お見習いを始めたばかりの市照さんにインタビューしました。

まだ16歳の市照さんは、市まめさんのブログに影響されて舞妓を志し、高校を中退して「市」にやってきました。石川県出身なので京ことば、舞妓ことばにはまだまだ慣れないようです。

―お見習いさんになってみて、どうですか?

まだ慣れないので少し疲れますけど、楽しおす。

―お座敷にも出ているんですか?

はい。姉さんたちと一緒に出させてもろてんのどすけど、姉さんさんたちはやっぱりよう気がつかはるなぁと思て。もっと見習いたいと思います。

―どんな舞妓さんになりたいですか?

お客さんがいい印象をもってくれはって、それで覚えてもらえるような舞妓さんになりとおす。


まだ「おこぼ」(舞妓さんの履き物)に慣れないという市照さん。
それでもしっかりとポーズを決めてくれました。










市照さんが正式の舞妓さんになる「お見世出し」は10月17日だそうです。お楽しみに!

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2006年08月02日
京都商工会議所で7月21日に開かれた「ブログセミナー」に、市まめさんがゲストとして出席。参加した皆さんに自身の舞妓ブログについて質問に答えました。
市まめさんはとても落ち着いて話し、大勢の参加者の前でも物おじすることなく、質問にはきはき答えます。その姿に感心しました。
セミナー終了後、市まめさんの話を聞くことができました。

今回のように、大勢の人たちの前で話をすることはよくありますか?

よくありますね。パーティーとかに呼ばれて、舞妓さんのことなどについてお話することは多いどす。

やはりあれだけ落ち着いて話ができるのには、そういう理由があったのですね。ブログについて話すのは初めてだったのでしょうか?

そうどすね。個人的に聞かれたり、テレビの取材でお話したことはありますけど、今日みたいに「ブログのお話をしてください」と言われて、人前で改まってお話をするのは初めてどす。

このセミナー参加者は、特にブログに関心のある人ばかりだったので緊張したかもしれませんね。でも中には、市まめさんのファンで、事前に市まめさんのブログをチェックしてきた人もいたようです。質問を受けたりしてどうだったのでしょうか?

やっぱり緊張しましたね。うちは予習はあんまりして来いひんかったんどす。質問されることをいくつかお聞きしていたので、「こう聞かれたら、こう答えよう」っていうのはありましたけど。ブログの専門用語とかは、まだぜんぜん分からしまへん。今日もRSSとかブックマークどすか、難しいことを言うてはりましたけど、分からへんので困りました。

パソコンは知らないことが多いという市まめさん。でも花街の言葉で綴る舞妓ブログはたくさんの人の注目を浴びています。
市まめさんのブログの見て、ブログを始める人も多いかもしれません。

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2006年07月25日
お客さんの中には外国の方も多いらしく、常々英語が喋れるようになりたいと思っていた市まめさん。なんと先日から、英会話をはじめたそうです。週に1回、1時間程度ですが、なかなか楽しそうです。

楽しいのどすけど難しおすね。先生が日本語をしゃべらはるのどすけど、うちらは授業中ほとんど日本語を使わしまへん。ずーっと英語どす。
2人でペアになって、お互い質問をしたりするのどすけど、単語が分からへんかったら先生を呼んで教えてもろたり。学校へ行ってるのとは全然、違います。


ちなみに先生は英国の方だとか。具体的にどんなことを教えていただいているのでしょうか?

一般的なこともあんのんどすけど、お座敷で使えるようなことも教えていただきます。お客さまからの質問に答えられるように、「着物を着るのにどれくらい時間がかかりますか?」「髪の毛は自分のものなんですか?」とかのやりとりを練習します。舞妓さんと芸妓さんの違いを言うのに、“Maiko is my hair , Geiko is wig”(舞妓さんは地毛で、芸妓さんはかつらどす)とか言ったり(笑)。

今は外国人の方とお話しする時は、基本的に通訳さんに付いてもらうそうですが、ゆくゆくは1対1でペラペラお話ができるようになるのでしょうか。国際派(?)の市まめさんも楽しみですね。

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2006年07月10日
市まめさんの舞妓ブログにもあったように、上七軒の歌舞練場で毎年恒例のビアガーデンがオープンしました。市まめさんにこのビアガーデンについてお話を聞きました。

どんなお仕事をしているのですか?

ビアガーデンには毎日、舞妓さん2人と芸妓さん3人が交代でお当番に出てます。お当番は午後6時から10時までの間ずっと居て、お席をぐるぐる回ってます。去年も来てくれはって覚えててくれはるお客さんも結構いはります。

花街というと敷居が高いイメージがありますが、ビアガーデンにはどんなお客さんが来られるのでしょうか?

普段お座敷に来てくれはるお客様たちとは、顔ぶれが違います。どなたでも、初めての方でも来れますので、女性が多かったり、大学の先生が学生さんを連れて来はったりとか。子供さんを連れて来はるご家族や浴衣で来はる方とか。お座敷ってスーツとかちょっとおしゃれなお洋服着て来はりますけど、ビアガーデンにはラフな格好で来はるさかいに、また違う面が見られて楽しおす。いろんなお話も聞けて。

やはり普段のお座敷とは違った雰囲気が楽しめるのですね。そういえば以前のインタビューで、市まめさんが舞妓さんについて知るきっかけとなった一つに、小・中学生の頃に連れて来られたこのビアガーデンがあると聞きましたが、当時はどんな印象を持ったのでしょうか?

芸妓さんとか舞妓さんが交替で回って来はって、「いやー、なんか来はる人が次つぎ変わるわあ」って(笑)。小学校や中学校の時やったさかいに、「また来はった、また来はった」ばかり思いました。

なかなか率直な意見ですね。では市まめさんに会うにはいつビアガーデンに行けばいいのでしょうか?

お当番は3日か4日にいっぺんどすけど、宴会とかが入ると交代になります。一応、お当番表っていうのがあんのんどすけど、変わってしまうことが多いどすね。

残念ながら「この日なら確実」という日はないようです。だからこそ、行った時にお目当ての舞妓さん、芸妓さんに会えるどうかドキドキしますね。初めての私もぜひ一度行ってみたいと思いました。
ビアガーデンは満席になることも多いので、予約して行ったほうがよさそうです。

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2006年07月02日
昨年12月からブログに挑戦している市まめさん。いくら簡単に作れるとはいえ、インターネットの世界などとは無縁というイメージがある花街。実際にブログを作っての感想を聞いてみたいと思います。

ブログを作っていて苦労したことは?

やっぱりことばどすね。自分で日記書くときもお母さんたちに聞いて、なおして書いてます。
しゃべれても、文章にするのは難しいのどす。初めのうちは自分で紙に書いてから入力してました。
今でも自分でしゃべりながらでないと打てしまへんどす。


ふだんしゃべっている舞妓言葉も、いざ文字にするとなると苦労するようです。ところでパソコンはうまく使えるのでしょうか?

上手には使えしまへん(笑)。前はなんぼキーを押してもつながらへんので、「なんでやろ?」ってさんざん悩んだんどすけど、結局「青いケーブル線がつながってへん!」って(笑)。そんなんばっかりどす。キーボードはほとんど指2本だけで打ってます。お昼はできる時間があまりないので、いつもは夜にやってますね。

やはり最初は苦労したようです。ブログを書き始めて何か変化はあったのでしょうか?

各地から撮影会とかで来てくれはったりすると、中にちょこちょこ知ってくれはる人がいはります。あと友達や先生から連絡がきたりもしますね。

悪戦苦闘しながらも一生懸命ブログを更新している市まめさん。これからも頑張って楽しいブログを作り続けてほしいなあと思いました。

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